■木造軸組工法、二階建て(910モジュール)
建て方は昔からある日本由来の大工さんの工法で在来工法とも呼ばれます。ダイライト下地仕様や構造用合板下地を使うことにより従来の木造軸組みの構造の強化を図っているようです。詳しくはホームページに写真等を公開しています。
■全棟耐震3(最高等級)・住宅性能表示の全項目が最高等級
建て売り大手の飯田ホールディングスの一角に数えられるアイディホームですが、今の軽くて強い家の特徴を存分に発揮して耐震強度を最高等級の3(最高等級)を取得しています。家族を守るのもモチロン、火災保険が割引になったりメリットも多くあります。耐震3は素直に嬉しいですね。その他の住宅性能評価で断熱性能等の全項目8項目で最高等級のとなっています。
■デメリットも考える
・外壁は14mmサイディングを使用、音漏れは16mm使用の家よりは多いかも。
・断熱材はグラスウール使用、流行りのポリウレタンや吹付け断熱ではなく普通
・一部上場会社が施工管理している安心感の半面、現場職人は若手が多く工事ムラには注意が必要
・コストカットはこの会社の建物の大命題なので、ちょこちょこ最低限度で建てているところが散見できます。
だからと言って悪とは思いません。自分の生活を振り返っても、贅沢する部分もありますが、大部分は節約を心掛けてますので、その集大成が家で発揮できたと思うのもひとつです。
■保証やアフターを考える
デメリットが許容が出来ても、品質が悪かったり瑕疵(欠陥)があったりしたら、元も子もありません。アイディホームの保証システムを見てみましょう。
・10年間の瑕疵担保保険(住宅瑕疵担保責任保険とは、事業者が供給した住宅に瑕疵(欠陥)があった場合、その修補のための費用を補填してもらえる保険)全ての家に付いている。
・6か月、2年と無料の点検サービスが付いてくる。(アイディホーム独自)
・アフターは専門の部署があり専用のフリーダイアルが有るのは好感持てます。
さすがの保障体制といったところ、アイディホーム株式会社は一部上場会社なので欠陥となれば株価も下がる立場なので一定の品質もアフターの質も保たれているものと思われます。